ハイネケン |
日本でも缶ビールでなら見た事のある「ハイネケン」
日本人に一番有名なオランダのビールです。オランダではビンでも売っています。
珍しく酒屋さんに行ったのですが、入ったところに並べられていたハイネケンのビンが
とてもきれい♪
今まで買っていたハイネケンのビンを見てもそんな風に思ったことはなかったのですが・・・。
よく見ると、いつもスーパーで買うハイネケンのビンは日本のと同じ茶色のガラスなのに
この酒屋さんでセールになっていたのは、緑色のビン。
光が透けて、すごくきれい ♪
1本39セント!!! 安っ!
しまったなぁ・・・ ビン目当てに買っておくんだった・・・。
店内の壁面いっぱいに天井まで、ぎっしり商品がディスプレイされているのですが、
特に道に沿ったガラス面にディスプレイされたワインのビンもきれい!!
物珍しげに店内うろうろしていたら、こんなお酒を見つけました。
飲む時は混ぜて飲むようでしたが・・・。
これ何のお酒??
ここしばらく珍しく(笑)お客さまが続きました。
大人ばかり4人、5人と集まるとお酒が飲めない私は、
お料理をどれくらい準備していいのか わからなくなってしまいます。(笑)
それに作っていて最後の方になってくると、味付けがよくわからなくなってきて
お客さまが帰った後、残ったものをつまんで・・・しまった!と思うことたびたび。(爆)
大抵塩味が足りないんです。。。すみません、水くさいお料理を食べさせてしまって・・・。
(「水くさい」は大阪弁で「味が薄い」という意味なんです)
もうすぐ5年の任期が終了して帰られる方が、新しく来たばかりの方に
「日本のお菓子や日本の味(お寿司とか、おうどんとか)をこちらで食べると
かなり高価だけれど (だいたい2倍くらい?) それをもったいないなぁ、と
言いながらも買ったり食べたりできるようになると 駐在生活に慣れてきたってことかなぁ」
というようなおしゃべりをされていました。
そのお話を聞いて、私ホントにそうだと思ったんです。
私、オランダに来てから2年ほどの間、
薄切りのお肉も、日本のお菓子も、冷凍されたお刺身用のお魚も・・・
日本食材店でのお買い物はほとんどしていませんでした。
買っていたのはお米と調味料くらい。
そんな日本の高いもの食べなくても、こちらで売っているもので代用できる、とか
せっかくオランダにいるのに、わざわざ日本のもの食べなくても・・・とか
思っていたんだと思います。(ハッキリ意識していたわけではないんですけど)
でも今では、ドイツから時々運ばれてくる日本風の菓子パンに出会うと買って帰るし、
冷凍の薄切り肉も欲しい時には躊躇なく買うし・・・。
意地でも使わないぞ?!(笑) という力みはなくなっています。
日本のものを買わないと思っていた間は、無意識に肩に力の入った生活してたんだなぁと
いう気がしてきました。
でもそれが私だけではなかったとわかって、
なんだか嬉しく、またその頃の気持ちが懐かしく思い出されました。
きっと新しく来られる方は不安もいっぱいあると思うのですが
もちろん楽しいことばかりではないかもしれないし、
習慣の違いに戸惑うことも多いかもしれないけれど
それは日本にいても同じ事で、
それよりものんびりとしていて、自然がいっぱいで
日常生活のすぐ目の前で四季折々の移り変わりが楽しめて
日本のものが比較的手に入りやすくて
ヨーロッパの中には、わかっていても自国の言語しかしゃべってくれない、
と言われる国が多い中、
オランダ人はどこでもビックリするほど親切に英語で話してくれて
アムステルダムの近くだと、海外生活が長い方の中にはガッカリする人がいるくらい
日本人ががいっぱいいて!(笑)
案ずるより・・・住めば楽しい オランダ、だと思う今日この頃。
私みたいに全然言葉がしゃべれなくても、目で訴えているうちに眼力がついたり(笑)するので
思い切って楽しいこといっぱい想像しながらオランダに来て欲しいなぁ・・・と
思った週末でした。